植生工法で従来困難、又は不可だといわれてきた、密実な砂質土・密実な礫質土・硬い粘性土質を対象とした緑化工です。
法面に対しネットを張り、多量の緑化材（種子・肥料・養生材・緑化補助材・法面安定材を混合したもの）を、水力圧による吹付機（ハイドロシーダ）を使用し、法面を被覆します。法面を被覆した厚みのある緑化材は、植物の成長に必要な養分の不足等を補って、発芽・発根を促進します。この方法は、余り土質の良くない法面等の植生基盤上に、団粒構造を持つ植生基材の層を,人口的に形成し、植物の生育可能な土質構造を作りあげます。又、緑化材の使用材料には規定量の有機質が含まれ植物の繁茂に必要な養分等を補給します。
■ 災害復旧工事 【発注：矢部村役場】
